わたしはくまです。

ギリホリで渡航し、ロックダウン中のニュージーランドにいる私が、これまでの経験(数多くの失敗談!?)や身近な話題を誰かと共有すべく綴っていくブログです。ブログ名は約7か月お世話になっているホストファミリーの子どもたちがなぜかお気に入りの日本語です:)

ロックダウン…そして日本へ

こんにちは、yunです。

ニュージーランドでの約2週間半のロックダウン生活を経て、、、シドニー経由で日本へ帰ってきました。

この時期の海外からの帰国。これでよかったのかいまだに答えが分からずにいます。

 

カフェの仕事中に聞いた2日後にはじまるロックダウン。同居家族以外との接触は原則禁止。はじめは拒否反応だらけでした。4月にこれまでの仕事が終わり、ご褒美旅行をしてワーホリを締めくくり、帰国予定でした。計画は全て白紙。感染症の脅威やロックダウンの必要性を理解しながらも、どこにぶつけていいか分からない怒りがこみ上げてきました。

 

しかし、世界的にも母国でもニュージーランド国内でも日に日に増えるコロナウイルス感染者数…。次々と国境が閉鎖され、フライトの運休やトランジット禁止など帰国に関する選択肢もあっという間に減少…。ロックダウンによりこれまでの生活が一変。

幸いホストファミリーがホームステイの延長を受け入れてくれた。VISA延長の連絡もNZ移民局からもらっていた。帰国しても移動中に感染するリスクがある。私がウイルスの運び屋になってはいけない。ロックダウン終了までこのまま過ごそうと、思っていたんです…つい数日前までは。

ロックダウン後、家族や友達など大切な人たちからいろいろな助言をもらいました。どれも正しい気がしました。

「衣食住確保できてるなら安心」「ニュージーランドのほうが安全かも」「今後どうなるか分からないから移動手段があるなら帰国したほうがいい」「(海外にいるから)家族に万が一のことがあったときに側にいれないよ」「体調崩した場合のこと考えてる?」・・・じゃあ私どうしたらいい?迷いの中、時間だけが過ぎていきました。

 

帰国か、残留か、答えは人それぞれです。

たびレジ登録者に届く領事館等からのメールや、ネット、テレビでの毎日の情報収集とホストマザーへの相談の結果、「帰国に向けて動き、うまくいかなかったら残留する」と決心しました。ここでまさかの神頼み…( ´∀` )

 

帰国は依然として狭き門です。

トランジット原則禁止のためトランジットに許可を得る必要があるオーストラリアのシドニー経由、運行便数の減少によりトランジット先での滞在が必要となるマレーシア・ロサンゼルス経由、フライト時間の長さと費用面がネックと感じたドーハ経由。そしてどの路線も直前に運休となる可能性もあります。また、オークランド国際空港まで居住地から約3時間半の車移動のため、レンタカーの手配も必要でした。

この難題が解決して、帰国への道が拓けたら、今がそのタイミングということだ。。

 

その後フライトチケットが予約でき、シドニーでのトランジットに関する申請が許可され、レンタカーも(情報収集に時間はかかりましたが)手配できました。

・・・自分も家族もコロナウイルスから守れるよう十分準備して帰ろう!ニュージーランドで学んだロックダウンの過ごし方を家族と共有し、実践しよう!

決心をかため、出国。そして今、日本に居ます。

 

今日この記事を書いたのはたぶん自分のためです

誰かに分かってほしい。海外旅行を楽しんで、安易に帰国の決断をしたのではないと。

人の移動が感染拡大のリスクを高めることも分かっている、そうならないようマスクやグローブ、除菌ティッシュで自己管理に努めてきたのだと。

最後まで読んでくれてありがとうございました。次は楽しい話書きますね♪

 

🌺ニュージーランドではロックダウン中に一緒に過ごす人たちのまとまりをシャボン玉(bubble)に例えて、Don’t pop the bubbleなんて標語もあります。このシャボン玉は同居家族のみを意味する人や、近くに住むおじいちゃん達家族も含んで考える人もいます。シャボン玉の中には誰がいるか、ロックダウン中に自分が接触可能な人をイメージしやすいし、子どもにも教えやすいなあと一人で思っていました。