わたしはくまです。

ギリホリで渡航し、ロックダウン中のニュージーランドにいる私が、これまでの経験(数多くの失敗談!?)や身近な話題を誰かと共有すべく綴っていくブログです。ブログ名は約7か月お世話になっているホストファミリーの子どもたちがなぜかお気に入りの日本語です:)

海外の生活を学ぶ、でも気づくと日本について考える…①

こんにちは、yunです。

「How are you?」

ニュージーランドにいるときはよく聞かれました。元気?とか調子どう?みたいな言葉かなぁと思い、「Good!」とか返答しつつも、生活しているうちにどうやら会話のきっかけのようだと感じました。コミュニケーション力の高い人だと「ちょっと疲れ気味。昨日息子が家に来て夜遅くまで話していたんだよ。」みたいにその後の話に展開していきます。

日本で言う「今日は風強いですね。」「目の下にクマできてるよ。」的な(笑)

 

これまでのブログで、日本でも海外でも対人関係という点においてはそんなに変わりないよというような話をしてきました。でも、やっぱり生活習慣とか価値観とか違うところは違う。ニュージーランドの家庭生活で驚いたことはまた今度書きますね。

今回は人との付き合いや会話などについて、違いを感じたことや、変わりないじゃんと思ったことを書いていきます。

 

①はーって思ったこと

冒頭で書きましたが、日本人的思考では会話のはじめって探りの段階というか相手に対してあまり直接的な表現ってしないと思うんです。挨拶して天気のこととか、時事ネタとか、昨日見たテレビの話とか周りから攻めていく(攻めてはないけど笑)。

元気?最近どう?って話しかけるとしたら、私は久しぶりに会った友達とかですね。メールとかするときの定型文かも。

でも、英語圏の人ってほぼ毎日会っていても「How are you (doing)?」って聞いてくれたりする。カフェで働いていたとき、常連さんは名前を聞いてくれて「Hi, Yun」と声をかけてくれたりするもちろん天気の話とかコロナの話とかするけど、まずはじめに相手に焦点を当てた話をしてから会話がスタートするように感じました。

この違い、おもしろくないですか?

日本の奥ゆかしさを大切にする文化、まわりくどい表現から生まれる配慮や美しさも私は好きです。でも、ニュージーランドで経験した相手と自分を1人の人間として尊重し、相手のことは相手に語ってもらう、自分のことは自分で主張していく、その考えも大事だなって思いました。

私は仕事探し中にバイトでも給料交渉があることに驚いたし、ホームステイ中は自分がどうしたいか言わずにホストファミリーのためと我慢したことで生活への不満が溜まったこともありました(察してくれることを期待していたのかも…わがままですね)。自分がHappyかどうか、そんな問いを自分にしていくことも大切だと学びました。

②はっとしたこと

他のバイトの子が体調悪いのに出勤し、結果的に早退して私1人でカフェの掃除とかクローズ作業を全部やった次の日のこと。シェフが「体調悪いから行けないって連絡くれたら私が代わりに残ってyunの手伝いできたのに。仕事をリスペクトする気持ちはないのか。」とぼやいていました。

頑張って(無理して)出勤したことは評価されない、むしろ自分が調子を崩して仕事に影響が出る前に養生することのほうが重視されるのね、と。それだってチームへ貢献することにつながるよね。当たり前のことに私は新鮮さを感じました。

どっちが良い、悪いとかじゃないけど、特に組織のためと頑張りすぎてる日本人にはそんな考え方もあるらしいよって言ってあげたいですよね。自分が言ってほしいのかな♪

 

その他に興味深いなって思ったのは、

🐥ホストマザーなど大人の人に「How are you?」って聞くと、かなりの確率で、あなたは?と聞いてくれる。そして子どもに聞くと「Good」しか返ってこない。20代とか若い子からはあまり「How are you?」は言われなかったかなー。年代で使う英語が違う!と思って。これは日本と同じ(笑)

🐥個人的には「~, eh?」を紹介したい。ニュージーランドの訛りかなぁ。「~,エィ」みたいに言うんだけど、なんかいい。だよね?そう思うでしょ?みたいなときに使う。同意を求めるときや軽い確認するときの付加疑問文(~,isn't it など)の使われ方と同じ。👈これはヤフー先生に聞きました(笑)

「It's cool, eh?」みたいな。きっと誰か分かってくれるはず:)

ではまた

 

🌺みなさん「#Friday Ovation」って知ってますか?みんなで医療・介護関係者や、私たちの命を支えてくれている全ての皆さんに感謝の拍手を送りましょうという、福岡県福岡市の高島市長が呼びかけている活動です。毎週金曜日の正午にという提案からFridayとなっているみたいです。

外出自粛も辛いときありますが、医療現場などコロナ対応の最前線で人命と向き合っている人、自らの感染リスクと隣り合わせの中でスーパーや空港、ホテル等で働いている人、人々の生活へのダメージを減らせるようにと日々頭を悩ませてくれている政治家の人など多くの人がこの国を支えてくれている今、ありがとうの気持ちと、感染予防も含めた自己管理を常に意識して毎日を過ごしたいものです。