わたしはくまです。

ギリホリで渡航し、ロックダウン中のニュージーランドにいる私が、これまでの経験(数多くの失敗談!?)や身近な話題を誰かと共有すべく綴っていくブログです。ブログ名は約7か月お世話になっているホストファミリーの子どもたちがなぜかお気に入りの日本語です:)

帰国の途 ~どうして私がロックダウン中に帰ってこれたのか

こんばんは、またも寝る前にブログを書き始めたyunです。

実は今日眠気に襲われ、3時間近く夕方寝てしまいました。気ぃ張ってたのかな??

そしたらシャキッとしたので、今まで何となく書けずにいた帰国までの過程を振り返ってみたいと思います。

 

①備えあれば患いなし!

今回紹介したいのは外務省がやっている海外旅行登録「たびレジ」です。

おそらく海外へ長期(3か月以上)滞在する方であれば、「在留届」出しているのかなって思います。それ以外の方は航空券やパスポートの準備とかで終わっているのではないでしょうか。すでにたびレジを知っている方もいると思いますが。

簡単に言うと、メールアドレスとか登録すると、滞在先の安全に関する情報や、緊急事態発生時の連絡メールの受け取りが可能になります。

ニュージーランドでは以前、地震やテロもあったので、私は日本にいるうちに登録していました。

麻疹流行の注意喚起など、それまでもたまにメールは入っていたのですが、今年3月頃からはコロナに関する主に総領事館や大使館からの情報提供や、ニュージーランド政府の政策に関する情報が次々配信されてきました。

私のおすすめ理由は、日本語での情報提供なので、英語を調べながら情報収集するより遥かに効率的に数多くの情報を得られる点です。また、帰国に関しても運行中のルートや、経由地のコロナ対策に関する情報等最新の情報を得ることができましたし、どこのホームページを見ると乗り継ぎに関する情報が得られるかなど、知ることができました。その情報をもとに、航空会社のホームページを見ながら、帰国便の運行情報を確認し、チケットを予約しました。

 

②あきらめたらそこで試合終了だよ 〈SLAM DUNK  安西先生〉

県大会決勝で武石中のエースだった三井…じゃなかった(゚д゚)!

私はネット上であちこちのルートを比較検討して、シドニー経由の可能性に賭けてみることに決めました。乗り継ぎのためのビザ等の必要性の有無、運行の便数が減っているため経由地での宿泊が必要か否か、費用面などを総合的に見て、自分が一番負担を感じないルートを選択しました。

飛行機のチケットがとれても、ホームステイ先からオークランド国際空港までの移動とオーストラリアからの乗り継ぎに関する許可が必要という、2つの課題が私の前に立ちはだかりました。

・オーストラリアへの乗り継ぎに関する申請

英語のホームページを読み、指定の様式に英語で入力します。フライトスケジュールの入力が必要なので、無駄になる可能性に怯えながら航空券を先に購入しました。

パスポートの写真付きページと航空券を.pdfなどで添付しないといけなくて、データが指定より大きすぎるなどいろいろあり、7回目でやっと完成し、送信しました(笑)

・レンタカーの手配

一番大変だったのがこれ!!ロックダウン中のため、近くの会社どこに連絡してもつながらず。ホームページにも生活に必要不可欠サービスの従事者にのみや、休業中との内容。総領事館、私のお世話になっているエージェントさんにメールで問い合わせたところ、ネットで見たけどどこもやってないみたいで、今はレンタカーでの移動は無理かもしれないとの返答。でもあきらめられなくて…。

二ュージーランド政府のコロナに関するホームページを読んでいた時に、帰国のための外出はOKかつ空港までレンタカーでの移動も可というような表現を見つけました。たびレジにも日本語でそう書いてあったんです。自分の中で、政府がそう言ってるなら何かレンタカーを手配する方法があるはずという思いがありました。そこからは自分で分からない単語を調べながら、運輸局やレンタカー会社の組織など可能性のありそうなホームページを読み込んでいきました。そしてたまたま見つけたのが、私がお世話になったある会社のホームページでした。帰国希望の外国人への支援をしているというような文章を見つけ、電話。カタコトの私の英語を親身に聞いてくれ、レンタカーを貸し出せるか上司へ確認するとの返事をもらいました。その後、空港までの片道の貸し出し可と返答をもらい、全ての準備が整いました。帰国への執念とでも言うべきか。。

ありがたいことにホストマザーがレンタカーの会社まで送ってくれることとなり、タクシーの手配は不要となりました。

当日も私の乗る飛行機が運休となる可能性もあったので、航空会社のホームページで運行予定を確認しながらドキドキで空港まで向かったのを覚えています。私が空港に着いたとき、ドイツ行きの飛行機キャンセルとなっており、多くの人が列を作っていました。大きな問題なく帰国できたのは本当にラッキーでした。

今回の経験は本当に特別なものです。出来れば経験したくなかったけど、英語を使ってトラブルに自分の力で対処できたという点では自分にねぎらいの言葉をかけてあげようと思います。そして、私の相談に乗ってくれた人達に感謝感謝です。

こうして私は今があります。やっと書けたな。

ではでは

 

🌺今日は連休初日。私は一歩も外に出ず、部屋でひとり。家でもマスク。でも、大好きな人と多くの時間を過ごせました。昨日久しぶりに会ってハグしたかったところをグッと我慢。コロナのこともあるからね。そして今日一緒におひなさまを飾りました(笑)私の帰国を待って出すつもりだったんだって。ありがとう、おばあちゃん(o^ ^o)