わたしはくまです。

ギリホリで渡航し、ロックダウン中のニュージーランドにいる私が、これまでの経験(数多くの失敗談!?)や身近な話題を誰かと共有すべく綴っていくブログです。ブログ名は約7か月お世話になっているホストファミリーの子どもたちがなぜかお気に入りの日本語です:)

精進の期間(第2言語でのサバイバル!?)

おはようございます、yunです。

昨日はよく眠れましたか?朝からコーヒー片手にブログ執筆中の私です(お湯入れるだけのやつね♪)。

今日は3本立ての最終章、オペア・ローカルカフェ編です。私はこの2つの仕事でお給料をGETしていました。がしかし…。

 

[当初の計画]

私は当面、タウン内のバックパッカーズでエクスチェンジしながら、近くのローカルジョブをGETするという目標で仕事探しをしていました。要するに宿代をタダにするためにバッパーで働き、収入を得るためにパートタイムで働こう作戦です♪

 

[仕事が見つかるまでの経過]

とにかくCVを配ること。あとは連絡を待つ(笑)私は宿泊していたバッパーのスタッフさんにこの辺の就職に関する情報を聞いたり、求人のチラシ貼ってないかタウンを歩き回ったりしていました。あとはバッパーで一緒だった子がしている仕事のことを質問したり…。

☞結果的に数日後、連絡来たのがお世話になったカフェのオーナーからでした。 

 

[働き始めるまで]

しかし、メールでは「スタッフは今募集していない。でも、家でオペアを探しているから興味あれば連絡ちょうだい」との内容。仕事が見つからない焦りを感じていた時期なので、話を聞いてみることに。そしてカフェで面談しました。

面談って言ってもカフェで私の経歴や、なんでニュージーランドに来たかなどの雑談しただけ(笑)家族構成やオペアの概要(依頼したい仕事内容や生活のスケジュール、部屋のこと、お小遣いのこと等)も話してくれました。お互いの文化を知ることができるし、あなたは滞在費の負担なくお小遣いも多少もらえる、子ども達の送迎や家事を頼めると自分たちも助かるからwin-winではないか、というのがホストマザーの考えでした。もしカフェスタッフのポジションが空いたら、オペアの仕事の休み等を使って働いてもらうこともできるかも…と。子ども達との相性もみたいと言われ、一度子ども達と会ってから決めることとなりました。

なんと素敵な提案…と思い、お願いすることに。子どもたち、ホストファザーともその後2回に分けて一緒にカフェで話しました。一時帰国の予定があったので、その後から働き始めることに。

 

[仕事のこと]

☆オペア(au pair)…育児や簡単な家事を手伝う代わりにホームステイ費用が無料になるという滞在方法。お小遣いももらえる。家事も子ども達の生活に関係ある掃除や洗濯を行うことになっており、その他の家族のことやペットのこと等は業務外。ナニーのようにそれを仕事としている人ではなく、素人でもできる。オペアにもホームページがある(私はオペアって何?って感じだったので、ホストマザーからAu Pair.comを見ることを提案された)。求人掲示板やFacebookの投稿、オペア留学を活用してエージェントに依頼する等の方法がある。

私は個人的なやり取りでみつかったパターン。

 

ステイ先の家族構成は、成人した長女、オペアとして関わることになる12歳、10歳、7歳の男の子、40代のホストマザー、ファザーです。

初日は待ち合わせ場所まで迎えに来てもらい、ステイ先のお宅へ行きました。部屋に案内されると、あれ??この前話したときはシャワー付きの1人部屋だったはず??実際はホストファミリーの部屋が両脇にあるど真ん中のひと部屋。シャワーも共用!どうやら私が使うはずだった部屋を借りている人の帰国予定が遅くなり、一人暮らししていた長女も実家に戻ることになり、部屋が使えなくなったとのこと。出だしから不安のスタート。

仕事内容:朝のランチボックスの準備を手伝う。7歳の末っ子の朝食準備をサポート。子ども達を小学校、中学校へ送迎するのが主な仕事。あとは親がいない時間を一緒に過ごす※。

※ニュージーランドでは14歳未満の子どもだけで留守番をすることは禁止されています。

実際に経験してみての感想は、

オペアは大変。でも子ども達のことは他のどの子よりもかわいく見える(笑)関係性次第では第2のファミリーができる。英語を話さざるえを得ないので、英語力が向上する。特にリスニング力は向上したと褒めてもらいました❤️うちは子ども達が大きかったので、基本言うこときかない。英語が上手じゃないから口で負ける。でも、いろいろ教えてもらったり、遊んだり、会話を通して子ども達から学べることが多い。

苦労した点は、

・自分の思ったことを伝えないと自分が我慢して辛くなる。

→私は結局1人部屋の話について切り出せず、最後まで子ども達の隣の部屋で生活をしていました。自分だけの時間がほとんどないと嘆いていたときもありました。休日について、カフェの仕事が休みでも子ども達の送り迎えが入っていて、休日がない週もあり、この点についてはホストと相談し、休みをもらえることに。

・私の英語力の低さから意思疎通が難しいことがある

→自分の言った英語のニュアンスの違いにより、伝えたいことが伝わらず、話し合いがうまくいかないことも。特に仕事のことはお互いに相手がどう理解したか確認しながら話していたように思います。

私が思うに直接的な表現を避ける私のコミュニケーションの癖も、相手に私の言いたいことを伝えにくくする一因だと思います。これは今後も私の課題です。

・仲介人が間に入らないことにより、自分で全て対応しないといけない

→私はスクールホリデーをきっかけにステイ開始3か月後、カフェメインで働いてほしい。オーペアで働いていた部分は家族でカバーする。ホームステイは継続で良いので、家のことは手伝いを今後もよろしくといった条件で生活のスケジュールが変化しました。その後は家族のように受け入れてもらっていることに感謝する反面、家に居れば子ども達と遊ぶことになるし、ペットの餌やり、おばあちゃんの家へ届け物などなんでも屋になっていました。お兄ちゃんの通院を頼まれたり、休みの日に急遽早退する子どもの迎えを頼まれたり、断れずに行くことで悶々とストレスを溜めていたこともありました。引き受けるかどうかも含めて自分で判断し、直接ホストファミリーとやりとりをしなければなりませんでした。私はあまり断ることは出来なかったのですが…

もし仲介となるエージェント等がいたら当初の条件と違うなどの問題発生時、間に入って調整してもらえるのかもしれません。また、そういう人がいなくても自分で交渉してお互いが納得できる方法で生活していくことも出来たと思います。が、私には難しかったです。

 

☆ローカルカフェ 初日にステイ先へ行ったら、スタッフの空きが出たから、カフェでも働く?と聞かれ、お願いすることに。これぞ、運!

カフェの従業員はホストファミリーの身内か近くに住む人。そのため、ローカル感が半端ない。お客さんはローカルな常連客と、観光に来た海外の人など様々。50席近くある比較的大きめなカフェです。

仕事内容:Front of house※のポジションではじめの4か月は主にレジ担当。終わりの3か月はバリスタもたまに担当(朝7時から閉店までで8~9時間働く日もあり、朝がしんどいことも…笑)。ランチタイム以外はシェフと二人でまわしたり、週末に食器洗い係の人が来たりという感じでした。仕事開始2か月後にはオープン、3か月後にはクローズ作業も教えられ、独り立ちを求められました。

※注文を取ったり、料理を運んだりする接客係。ウェイターさんみたいな感じ。ニュージーランドではレジのあるカウンターで注文を受けて席に持っていくスタバ風のスタイルが主流。

働いてる時の様子は、

比較的朝の時間帯は常連の人や、観光客がふらりくらいの忙しさでスモールトークをする余裕もありました(時間的余裕ね…気持ちの面ではドキドキ笑)。

10時前後からモーニングティータイムにちょっとしたラッシュがあることも。これを1人でまわすのはキツかった。あるときは1時間で90近いオーダー取って、コーヒー入れて、料理運んで…。シェフに言われた「Well done」を噛みしめるというね。

平日のランチラッシュは近くのオフィスから休み時間の限られた人たちも来るので戦場のようで、「注文どうします?」「はい、テイクアウェイ」「料理運んでー」みたいな。パニーニをトースターに置いて、注文取って、キッチンに伝達したら料理運んで、スコーン温めてるうちにコーヒー運ぶみたいな、、頭をクルクル回転させてました。

その後、14時半過ぎ頃からアフタヌーンティーを求めるお客さんが来てくれ、掃除をはじめるという感じです。

海外のカフェで働いた感想は、

英語で会話したり、自分の意見を伝えたりすることにためらいを感じなくなり、少し自信がついたように感じます。スタッフとのコミュニケーションも、理不尽なお客さんの要求にも英語で応えなければなりません。時には自分を守ることも必要です。

その一方、接客英語は決まり文句みたいなのもあるので、そこまで勉強しなくても働くことは可能な気がします。でも、お客さんに合わせた表現に工夫する、スモールトークにチャレンジするなど心がけ次第では、英語力の向上に理想的な環境のひとつだと思いました。

また、お客さんに英語や仕事ぶりを褒められると、それまでの辛いことが吹き飛ぶくらい嬉しかったです!

私は業務に関するメモを作ったり、休憩まではナプキンを畳んだり、カウンターを整えたり、仕事を見つけて勤務中とにかく動いていたのですが、もっとリラックスして働いてとよく言われていました(笑)

 

[仕事をする上で…]

IRDナンバー※と銀行口座の番号は雇用主に聞かれると思います。

※納税者番号のことで、私はエージェントさんに取得のお手伝いを頼みました。ホストマザーや、バッパーで会った日本人の子からはオンラインで簡単に出来るのに、と言われました。

 

[どうやって両立していたか]

後半約3か月はほとんどカフェメインでしたが、オペアと両立中のタイムスケジュールも最後にご紹介します。

6:40頃 起床、身支度

7:00  子ども達を起こす→朝食準備を必要時手伝う→昼食準備

7:30過ぎ ペットの餌やりを声かけ、食器洗い

7:50  出発の準備

8:00 家を出発(たまに近所のおばあちゃんをタウンまで一緒に乗せていく)

             →子ども達を学校へ その後はフリータイム(じゃないときもある)

11:00~14:45 カフェで仕事(カフェの状況により早めに出勤)

15:10頃 子ども達の迎え→家へ(たまに公園やマックへ寄り道♪)

             →親の帰宅までこども達と過ごす

※ホストマザーの考えで、オペアにも家族のように暮らしてほしいとのことで、帰宅後は自由。夕食づくり手伝ったり、子ども達と遊んだり、携帯いじったり。

あまり部屋には籠らず。たまに遊ぼうと呼びに来るから(笑)

私、よくやってた!!と自画自賛。

 

今日まで3本立てで仕事やステイ先を見つけた方法やどんなことしていたか振り返ってみました。ワーホリ中の思い出話はこれからゆっくり綴っていきたいと思います。

この3回分のブログのタイトルは、ロードオブザリングの邦題を意識してつけられていた、という事実に誰か気づいてくれたでしょうか( ´∀` ).。o○(無理あったな)

あ、ちなみに「THE LORD OF THE RINGS」が本物のタイトルですよ!

私「Road of the ring」だとばっかり…指輪への道みたいな…。失礼しました(笑)

では、今日はこれで。

 

🌺今日は金曜日、#FridayOvationの日。以前ブログでこのことに触れたのを、読んでくださった方いますか?自分の健康を支えてくださっている全ての方へ感謝の拍手を。そして、手洗い、外出自粛など見えない敵と共に闘い、感染症予防に努めている自分にも労いの拍手を。パキパキ👏